お久しぶりです。ブログやHPの更新をさぼりがちなoka-d-artです。いけませんね。
4月前半から黒皮鉄板やアイアン家具・革製品と結構忙しい日々を過ごさせていただきまして、当然GWは貧乏人には休みなど無く連休工事で現地工事に10日間ぶっ通しで朝から晩まで行っていましたので体と心が「ボロボロ状態」であった地獄の時期がやっと過ぎて昨日今日と少しお休みの時間が出来ましたので今日はブログの更新。
といっても、ブログの更新内容は黒皮鉄板のB-6君用を買ってくれたお客様からちょっと違う製品が出来ないかと依頼を受けましたので、ちょっと試作品を作ってみました。(偉いでしょ、休みなのにちゃんと考えてるんですよ!(笑))
さて本題。
以前から私も黒皮鉄板ではなくてロストルみたいな感じで焚火台の網が出来ないかと考えていた所だったので、ちょっとB-6用に応用してみました。100均の金網で使い捨てでも良いと考える人も居るでしょうが、そこはこだわりを持って自分の道具として共に成長させたいと考えるのは人の常なんでしょうか。
まず、2枚試作品を製作。
1枚目は、写真左側の網タイプのフラットタイプで厚さは1.6mm(JIS規格)ですのでちょっと薄い。
アップした感じ。菱形に切り抜かれたタイプの鉄板なのですが、上下は平面でデコボコしていないタイプ。
次が写真右側のタイプ。これは上下が平面では無くてちょっとデコボコした感じ。
両方とも両端に丸棒をちょこっと溶接付けしました。
B-6に載せて見た感じが↓の写真2枚。
コンロで火にかけてみました。
フラットタイプ。
物凄い速さで熱変形しちゃいました。(笑) 丸棒も鉄板もグニャッと曲がってしまいました。ちょっと写真では分かりにくいですけどね。これでは使い物になりません。
もうひとつの上下がデコボコのタイプ。
結構耐えてくれてます。更に火力を強くしてみます。
コンロなので全体では無くスポット的な火力になってしまいますが、これだけ熱しても歪は少ないです。
なんとなくいけそうな予感。当社の焼き網ハンドルで持つことも出来ます。おお~、と我ながら声が出てしまいました。
検討課題。
・丸棒を四角く囲う方がよいかもしれません。
・もっと丸棒を長くしてB-6の枠の外に出した方がよい方がいいかもしれません。
・丸棒はΦ9を使用しましたが、Φ12とかΦ16とかもうちょっと大きいサイズのほうが良いかもしれません。
デメリット
・このエキスパンドメタルは難点がちょっとあります。それは、菱形に切り抜いて作られている為にそこの鉄の表面がどうしても錆びてしまいます。
(油を塗って保管すれば何と言う事は無いのですが。)
・また菱形の内側の部分の汚れが掃除しにくい。
といった感じでしょうか。
錆びと言ってもそこまで酷く錆びている訳ではないので、昔は私達は真夏の夕暮れ時に工場の前でこの切れ端で外で即席BBQとか普通にしていましたからね~。今の人達は凄く清潔な方が多いので信じられないかもしれませんけどね。。。
こんな感じで試作品をしてみましたが私が納得してもしょうがないのでヤフオクの質問下さったID「**ber*o_*」さんの御回答をお待ちしておきます。
製品にするにしても丸棒とエキスパンドの取り付けは溶接しか方法がありません。写真のように溶接した箇所はボコボコと突起物が出ます。こういった見た目とか重視するなら諦めるしかないですかね。
私の今考えられる形はこんな形ですけどもっとこんな形とか有ったなら御一報下さい。
それでは、また!
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